【回答】
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【詳細解説】
(1)
確かに3.5m幅員なら、自家用車+自転車を、無理矢理ならば置くことが出来たり、自家用車+通路としては充分でしょう。
この土地が大きくなかったり、あるいは専用通路の幅員が2mソコソコなど、4mに形状変更することが困難な場合は適切な判断だと言って良いでしょう。
しかしながら、仮にこの土地が90坪あり、長期的な将来の処分の可能性もせばめたくないと言うような場合には、幅員3.5m→4.0mへの形状変更は検討すべき課題と言えるでしょう。
4.0m幅員の専用通路は、原則として(市町村の条例要確認)、二分割での敷地処分が可能であり、一般的に90坪の土地と45坪×2の処分には、回収金額にとても大きな差が生じる可能性があるからです。

(2)
本項に限らず、不動産において 「だろう」 ほど恐ろしい言葉はありません。
しかしながら不動産は購入前であれば、日当たりについても眺望についても、この「だろう」を「確実に大丈夫」に変えることが出来る場合があります。
日照、通風、採光、眺望と言った、周辺環境の変化によって影響を受けるファクターが、その土地探しにとって非常に重要であればあるほど、自らの力で保全すれば良いのです。
ちなみに+Cの考え方として、そうした保全が充分に係らない場合。
答えはとても簡単で、その土地を買わなければ良いのです。
同じ土地は確かに二つありません。
でも似たような土地はいくらでもあるのです。
これも多くの不動産業者が絶対に教えない、しかし不動産の真理です。